インタビュー
越後ファーム生産者の声

「おいしい」という一言のために
奥阿賀平瀬で米に関わり60年。幼い頃には田植えや稲刈りはすべて手作業、田の戦力の牛馬とひとつ屋根の下に暮らした時代もありました。
足踏みの脱穀機や籾を米にするために、土で作った臼を使っての夜通しの作業も思い出します。どんなにきつい作業でも、その日その季節の達成感と楽しみがあるのが米作り。手間をかけるほどに収穫後にその結果が出ます。手を抜くことなど考えたこともありません。黄金の稲穂が風にたなびく風景を眺めると、いつも心に幸せがあふれます。