新潟県の中山間地の米どころ
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奥阿賀地区とは新潟県東部の山間地域。きつねの嫁入り行列や、SLばんえつ物語号の路線地や温泉地などとしても人気ですが、新潟県の各地域有名な産地が沢山ありますが、この奥阿賀もお米の名産地として知られ、山間部特有の厳しい寒暖の差と雪解け水が注がれる棚田が多いことから日照条件が良く、モチモチとした食感と甘みが強いのが特徴です。地域内には200以上の湧水ポイントがあり、その清らかな水も美味しい米づくりには欠かせません。平野部が少ない山間部での栽培の為、平野部に比べて非常にお米を作るのに手間がかかりますが、その手間がかかった分、より美味しいお米が育ちます。
「新潟県産」ではなく「奥阿賀産」として
新潟県は日本で一番多くお米を生産している地域です。その新潟県の中にある奥阿賀地区は人口1万人、人口の半分が65歳以上の高齢者、農業従事者の平均年齢が70歳以上という米作り数十年のベテランが多い地区です。平野部が少ないので効率的な作業が難しく、手間暇をかけて栽培しています。しかし今まで奥阿賀のお米は「新潟県産」として他の新潟県の地域のお米と一緒に出荷されていました。越後ファームでは「奥阿賀産」として全国に出荷する事で沢山の方にこの美味しさを伝えて行きたいと思い生産・出荷をしています。奥阿賀のお米を直接全国に出荷することで、数多くの方から「美味しかった」「今まで食べた新潟のお米で一番」との声が直接入るようになりました。今までは「奥阿賀産」として出荷されていなかったので、このような評価が直接入ることがありませんでした。皆様からの声を励みに、奥阿賀の米作りが衰退しないように、越後ファームは地元のベテラン生産者に米作りを教えてもらいながら若手農業従者の育成、地元生産者のお米を集めて、直接全国に出荷を続けて行きたいと考えています。